創業から変わらぬ製法で50年
創業から50数年、私たちは当時から変わらぬ製法で紙類の製造を続けてまいりました。
大進加工紙のつくるクレープ紙は一切の添加物を加えず、
再生に向かないような紙も再利用し作られるとても環境に優しい紙製品です。
100%古紙で作られるこのクレープ紙は環境に優しいだけでなくその独特な風合いや手触りから、
多くの、せともの・引っ越し業者様等の包装・緩衝材として御愛用いただいております。
ぜひお手に取ってその軽さや柔らかさを感じていただけたらと思います。
環境への配慮とこだわり
限りある資源と再利用
今や環境保護への意識や取り組みは企業や国、地域を超えて地球全体の関心事項でもあります。
ことさらにこれまで私たちが製造し、使用してきた「紙」はこれまでの私たちの生活に密着し、その原料を樹木や植物としていることや焼却により簡単に処分できることから自然環境保護やCO2の削減といった観点で関心を集めています。
私達、大進加工紙では創業から「紙」を製造してきた会社として、その原料を樹木や植物に頼ることなく、古紙を100%使用しリサイクルしています。
古紙をリサイクルすることで樹木を切り倒すことなく、焼却処分される紙を削減することにもつながります。
近年では、難再生原料と呼ばれる、リサイクルするには難しい機密文章等のリサイクルにも取り組んでいます。
「紙」にかかわる企業として環境に配慮し製造方法や原料にこだわり、これからも紙づくりに取り組んでまいります。
「紙のまち」富士市の企業として
この変化に富んだ多様性の時代で
大進加工紙のある富士市は豊富な水資源、原料である木材の供給地や大消費地の近接などを背景に全国有数の「紙のまち」として発展してきました。
古くは江戸時代中期頃この地域では山村部の生業として紙すきが行われ「駿河半紙」としてその質の良さから多くの人々に愛されてきました。
明治以降産業の近代化によりこの地域にも豊富な水資源が注目され製紙工場が建設されるようになりました。
その後大正、昭和の戦争や震災、オイルショックや環境汚染問題など多くの困難を乗り越えて現在の富士市の製紙業が成り立っています。
その中の企業の一つとして昭和44年創業の大進加工紙も「紙のまち」の製紙工場としての誇りを持ち、変化の速度が速く多様的なこの時代に対応した製品をお届けできるよう、より一層の努力を続けていきたいと思います。